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インドネシアに現れた人魚?

オラン・イカン

出現地域:インドネシア、カイ諸島

概要

インドネシアのカイ諸島に昔から現れるという、半魚人のような怪生物のこと。マレー語でオランは「人間」、イカンは「魚」を意味する。

太平洋戦争中の1943年3月、オーデルタウン監視隊の軍曹としてカイ諸島に滞在していた堀場駒太郎氏が、島民たちに捕らえられた奇妙な生物オラン・イカンを目撃したという。

島民たちがオラン・イカンを捕まえたと騒ぎ出したので堀場軍曹ら数名の将兵が村長宅に行ってみると、捕獲された怪生物が庭に死んで横たわっていたのだという。

また堀場氏は生きたオラン・イカンを二度目撃したといい、一度は浜辺で親子らしき2頭が四つん這いでじゃれあっているところ、もう一度は水面すれすれを平泳ぎの要領で泳いでいくところだったという。

戦後、大阪に帰った堀場氏がこの目撃談を知人らに話しても、誰にも信じては貰えなかったという。

これに似たものとして、1954年にイギリスのキャンベイ島の浜辺に流れ着いた、不思議な生物の死骸がある。身長1.2メートル、体重11キロで皮膚はピンク色、全体的に人間にそっくりだが魚同様のエラがあったといわれる。

伝説の人魚にも似たこれら怪生物は、はたして実在するのであろうか?

 

 

特徴

堀場氏が目撃した死体は以下のようなものだったという。

  • 身長1.5メートル
  • 体重65キロ
  • 肩に届くほど伸びた、赤茶色の頭髪
  • 顔や手足など、全体としては人間に似ている
  • 顔は、額が広く、鼻が低く、口は魚(コイやフナ)に似て、耳が小さい
  • 手足の指には水かきがある
  • 体の表面がヌルヌルしている
 

正体は?

非常に奇妙な生物だが、実在するとした場合、魚類や爬虫類などが進化したものとも考えにくいだろう。

荒唐無稽の感もあるが、敢えて言うなら「水中生活に適応したヒト」か?